連邦民主共和国ネパールについて


ネパール連邦民主共和国(ネパールれんぽうみんしゅきょうわこく)、通称ネパールは、南アジアの連邦民主共和国(2008年に王制廃止)。東、西、南の三方をインドに、北方を中国チベット自治区に接する西北から東南方向に細長い内陸国である。国土は世界最高地点エベレスト(サガルマータ)を含むヒマラヤ山脈および中央部丘陵地帯と、南部のタライ平原から成る。ヒマラヤ登山の玄関口としての役割を果たしている。

多民族・多言語国家(インド・アーリア系の民族と、チベット・ミャンマー系民族)であり、民族とカーストが複雑に関係し合っている。また、宗教もヒンドゥー教(元国教)、仏教、アニミズム等とその習合が混在する。

経済的には後発開発途上国である。農業を主たる産業とする。ヒマラヤ観光などの観光業も盛んである

国民
ネパール政府は1958年に中央統計局(Central Bureau of Statistics)を設け、10年に一度国勢調査を行うほか、国民
所得統計、農業センサスなども行っている。また、サンプル調査により、毎年人口推計を出している。

政体: 連邦民主共和制
公用語: ネパール語
首都: カトマンズ
元首 :大統領 ビドヤ・デビ・バンダリ
議会: 制憲議会: 601議席
首相: シェール・バハドゥル・デウバ
面積: 147,181 km2
人口密度: 209.65人/km²
通貨: ネパール・ルピー(NPR)
時間帯: UTC (+5:45)(DST: なし)
ISO 3166-1: NP / NPL
ccTLD: .np
国際電話番号: 977

概要
場所の緯度: = 26°22′ N to 30°27′ N
経度 := 80°4′ E to 88°12′ E

北を中華人民共和国のチベット自治区に、西をインドのウッタラーカンド州に、南をウッタル・プラデーシュ州とビハール州に、東をシッキム州と西ベンガル州に接する。内陸国である。

国境の長さは合計2926km、うち中国国境1236km、インド国境1690km。

中国国境地帯にはサガルマタ(英国呼称エベレスト)を始めとする8000m級の高峰を含むヒマラヤ山脈が存在する。そのため高山気候となっている。一方、インドとの国境地帯は「タライ」「テライ」または「マデス」といわれる高温多湿の平原地帯で、肥沃である。その中間には丘陵地帯が広がる。最高所はエベレストで標高8850メートル。最低所は標高70メートルである。

民族・言語・宗教

民族構成
チェトリ 15.5%,丘陵ブラーマン 12.5%マガール族 7%, タルー族 6.6%, タマン族 5.5%,ネワール族 5.4%,イスラム教徒 4.2%,カミ 3.9%[6], ヤーダブ 3.9%, その他 32.7%, 不明 2.8%(2001年国勢調査)
チェトリ、丘陵ブラーマン、カミなどのカーストは共通の民族で、総称してパルバテ・ヒンドゥーと名づけられているが、この名称はネパール国内ではあまり用いられていない。インド・イラン語派のネパール語を母語とし、国民の約半数を占める最大で支配的な民族である。
小数民族の一つに、ヒマラヤのガイドとして名高いシェルパがある。
詳細はネパールの民族の一覧を見よ。

宗教
ヒンドゥー教徒 80.6%, 仏教徒 10.7%, イスラム教徒 4.2%, キラント教徒 3.6%, その他 0.9%(2001年国勢調査) なお、ヒンドゥー教は国教ではなくなった。

言語
公用語はネパール語。
ネパール語 47.8%, マイティリ語 12.1%, ボージュプリー語 7.4%, タルー語 5.8%, タマン語 5.1%, ネワール語 3.6%, マガール語 3.3%, アワディー語 2.4%, その他 10%, 不明 2.5%